理事長・園長からのご挨拶

理事長 朝野 卓也より

 1958(昭和33)年に創立された日野幼稚園は、これまで3833人という数多くの園児が卒園し、親子2代、さらには祖父母からの3代となる人たちもいます。この間の子どもたちを取り巻く環境の変化は、昭和・平成・令和と隔世の感があります。
 そうしたなか、いつの時代も変わらないのは「何だろう」「面白そうだな」「やってみたいな」と子どもたちの心が動いた時の目の輝きであり、これが遊びの始まりです。
 こうした子どもの心が動くような仕掛けが環境です。いろいろなことに興味を持ってほしい、こんな力を身につけてほしい、あんな子どもに育ってほしい、などなど、たくさんの願いを込めて、日野幼稚園は保育の環境を整えています。
 そして子ども一人ひとりの心が動き、遊び始める様子を見つめ、その遊びが充実するように、楽しいものになるように、教職員みんなで保育に取り組んでいるところです。

園長 中村 里子より

 保護者の方が働いている・働いていないに関係なく、すべての子が健やかに育つためには、幼稚園と保育園の機能を併せ持つ認定こども園が必要となっています。平成20年に認定こども園になった日野幼稚園は、2歳児以下の保育所(ひのたろう保育園)も併設し、すべての乳幼児の保育、子育て支援に取り組んでいます。
 そうしたなか、私たちが一番心掛けでいるのは「保育の質」の向上です。幼児期になると子どもは周りへの興味・関心・人とのつながりなどが急速に広がり、親への全面的な依存の状態から自立に向かい始めます。
 日野幼稚園では、子どもたちの発達を踏まえて集団生活の中で、一人ひとりの良さや可能性を伸ばしていけるよう、また子どもたちが自ら興味や関心を持って関わり、心や体を動かして作り出していけるよう、・自己を発揮し頑張る力を育てる(個性)・人を思いやり優しい心を育てる(社会性)を教育目標に、日々の保育に努めています。

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